2007-10-30 Tue 21:00
こちらが10月号の写真です↓ この中の特集記事で 「人生の大則」の書『修身教授録』に学ぶもの という対談記事がとても素晴らしかったです。 SBIホールディングスの北尾吉孝CEOとアフラック元会長松井秀文氏の対談です。
『修身教授録』森信三著 は以前にこのブログでも取り上げました。 私も朝5時半に起きて毎朝1章ずつ読んでいました。 (今は『大学を素読する』早朝読書中です) この『修身教授録』を愛読するお二人が縦横に語られています。 この対談を読ませ頂いてとても感激しましたし、 例え営利を追求する企業であっても、このお二人のような 利ばかりを追求するのではなく、人としての徳を高める事や、 世の為人の為という思いから働くことが、 利を求めるよりも、企業を栄えさせている事実を有り難く感じました。 この対談の中で、北尾氏が仰っているこの言葉がとても深く印象に残りました。 働くとはまさに傍(はた)を楽にして天に仕えることだし、 人は皆天命を持って生まれているから、 それを見つけて、全うすることが人生だと思ってきました。 これは宗教家の言葉ではなく、 売上1400億円経常利益900億円の超優良企業のトップの言葉です。 スポンサーサイト
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2007-09-23 Sun 08:43
また、すごい本と出逢ってしまいました。 この本は森信三先生の修身の授業筆録ですが 生徒達が筆録したものなので読んでいて自分が本当に この先生の授業を受けているような感覚になってきます。 森信三 (明治29年~平成4年 1896-1992) 哲学者 昭和12~14年(1937-1939年)に大阪天王寺師範学校(教員養成学校) で週に一度、一年生に対して行われた修身の授業の教授録です。 森先生は自身のこの修身の授業を教科書などは一切使わず、 人として大切なことを独自の言葉で、生徒に分かり易く話され、 しかも、実践をしてもらいたいという想いから、生徒全員に筆記をさせました。 その筆記されたものを纏めて出版されたものがこの『修身教授録』です。 丸二年分、全部で79講義あります。 まだ、初めの7講義まで読んだだけですが、凄い本です。 森先生が語りかけてくる言葉が心に沁み込んで来ます。 この本は一気に読んでしまう本ではないと思いますので これから、毎朝一講ずつ繰り返し読み続けたいと思います。 一時間の授業の筆録ですが、生徒の筆に合わせているので、 一講読むのに大体10分もあれば読めてしまいますので とにかく、皆さん、最初の二講義だけでも読んでみて下さい。 |
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